連続解錠・スケジュール解錠

この機能はビジネスタイプの管理者様向けの機能です。

機能の概要

WEB 管理画面やスマホアプリからの連続解錠開始・終了や、曜日ごとの定期解錠や、特定時間帯解錠の設定ができます。

電気錠ドアを連続解錠したり、普段はセキュリティをかけている自動ドアを自由に出入りできるようにしたり、柔軟な施設運営を可能にします。

対応機器

スケジュール解錠は、2023年5月販売以降の下記製品が対応しています。自動ドアや電気錠操作盤と接続する場合は、専用配線が必要となります。設置方法については施工説明書をご覧ください。

電気錠自動ドア電動ドライブ
BT内蔵解錠制御器
電動ドライブ制御器対応
BTリーダー解錠制御器
多回線制御盤対応対応対応

使い方

設定

リモート機能の設定

この操作の前に、リモート機能を設定して機器を無線LANに接続してください。リモート機能の設定を表示

機能の使用をON

メニュー「設定」>「ドアの追加・設定」>設定するドアを選ぶ

スケジュー解錠(連続解錠)機能を使用するをONにすると有効化されます。

連続解錠

WEB管理画面から操作

メニュー「リモート機能」

遠隔で1回解錠(施錠)、連続解錠の開始・終了操作ができます。
※ 施錠・解錠を確認するには、電気錠操作盤とJEM-A接続、または電気錠との直接接続が必要です。

スマホアプリから操作

メニュー「鍵の発行・管理」>「携帯番号で鍵発行(または鍵リスト)」

鍵発行時に連続解錠操作を許可すると、アプリで連続解錠開始・終了できます。
ドアの連続解錠が表示されないときは、連続解錠機能がONに設定されているか確認してください。

アプリからの連続解錠操作方法を表示

スケジュール解錠

メニュー「設定」>「ドアの追加・設定」

定期解錠または特定時間の解錠を、追加ボタンで設定してください。

曜日ごとに定期解錠を設定

定期スケジュールを設定

曜日ごとに解錠する時間帯を設定します。曜日で時間帯を変更するときは、一度この設定を保存してから、新しいスケジュールとして追加してください。

特定日を定期解錠から除外

祝日や、特定の日付を除外日として登録します。

除外日リスト

登録した除外日は他のドアの定期解錠と共有できます。共有するときは、名前をつけて設定を選択してください。

定期解錠は現地の制御機器に登録されるので、インターネット接続の有無に関わらず自動で解錠・施錠します。

特定時間の解錠を予約

解錠開始・終了日時

定期解錠とは別に、期間を指定して連続解錠を設定します。

特定時間の解錠は、リモート操作で解錠開始します。解錠開始時刻に、現地のインターネットが不通の場合は機能しないのでご注意ください。

施設別にドアの鍵を管理

この機能はビジネスタイプの管理者様向けの機能です。

使い方

「施設」を切り替えて操作

  • メニューから施設を切り替えると、施設ごとの鍵発行や利用記録の画面が表示されます
  • 副管理者ごとに、それぞれの施設の鍵管理権限を設定できます

施設の追加方法

新しい施設を追加

  1. メニュー「 設定」>「施設の追加・設定」
  2. 新しい施設を追加してください
  3. 詳細ボタンを押して、「施設の名前」などを設定してください

「施設」を選択後、ドアを追加

  • メニューで施設を選択後、 >「ドアの追加・設定」
  • ベリキーの付属封筒に記載されている、ライセンス・キー(旧本体ID)を登録してください

ドアの登録方法を表示する

間違えて登録したときは

ドア(ベリキー)を間違えて別の施設に登録したときは、そのドアの登録を削除して、再登録してください。

注意:ドアの登録を削除すると、発行済のスマホの鍵も削除されるので、ドアを再登録したあとで鍵を再発行してください。

  1. 詳細ボタンを押して、次の画面一番下の「このドアの登録を削除」を押してください
  2. ドアを削除後、ドアを登録する施設を選択してください
  3. 設定」>「ドアの追加・設定」で、先程削除したドア(ベリキー)のライセンス・キーを再登録してください

メンバーリストを作成

利用者の名前や所属部門などを登録し、リストで管理できます。

利用者の氏名やグループ名を登録を表示

タッチ解錠の設定

タッチ解錠について

スマホをBTリーダーにかざして解錠する機能です。

  • ドアの近くにBTリーダーが設置されているドアで利用できます
  • アプリの設定で、ハンズフリー解錠に切り替えられます(入退室記録ドアを除く)
BTリーダー

BTリーダー(Bluetoothリーダー)は色と形で3種類あります。形は違いますが使い方は同じです。

対応機種
  • iPhone6s iOS12以降(タッチ・ハンズフリー解錠はiOS13以降推奨)
  • Android OS8以降(タッチ・ハンズフリー解錠はOS10以降推奨)

Android端末は、Google Playからアプリをインストールできるものに限ります。タッチ・ハンズフリー解錠は、一部メーカー・機種のAndroid 端末でスマートフォンの省電力モードなどの追加設定が必要です。

タッチ・ハンズフリー解錠が使えるドア

ドアの鍵の動作配線方式タッチ解錠
注 1
ハンズフリー解錠
注 2
オートロック(自動施錠)全ての方式
施錠・解錠を繰り返しJEM-A出力(4線)または電気錠直接制御(6線)
接点出力(2線) 注 3
  1. タッチ解錠は、BTリーダー型のみ使用できます
  2. ハンズフリー解錠は、BTリーダー型で入退室記録機能を使用中のドアは設定できません
  3. 接点出力(2線)の場合、解錠中にハンズフリー解錠すると施錠することがあるので、使用をおすすめしません。設備の構成・配線方式がご不明な場合は、施工店または弊社サポートにお問い合わせください。

WEB管理画面の設定

タッチ解錠使用の許可

メニュー「設定」>「ドアの追加・設定」> ドアを選択

ドアの位置情報

未設定の場合は、ドアの位置情報を登録してください。登録すると、スマホアプリでタッチ・ハンズフリー解錠をONにできます。

タッチ・ハンズフリー解錠の使用

初期設定は許可になっています。不許可にすると、スマホアプリでタッチ・ハンズフリー解錠が使用禁止に設定されます。

入退室記録ドアの設定

利用を申し込みいただいた施設・ドアで、スマホでの解錠を入退室として記録できます。この機能が有効な場合、下記の設定画面が表示されます。

メニュー「設定」>「ドアの追加・設定」> ドアを選択

アンチパスバック機能

  • 設定」>「ドアの追加・設定」でドアを選び、アンチパスバック機能を設定できます(初期値は無効)
  • アンチパスバックを設定すると、入室・入室(または退室・退室)での解錠が禁止されます。
  • 誤操作防止のため、アプリを起動し画面のボタンを押すと、入室・退室をリセットして解錠できます。

入退室区画の部屋名

入退室区画(部屋)に複数ドアを設置したときは、ドアごとに部屋名を共有させると1つの入退室区画として記録されます。

使い方

WEB管理画面から鍵発行後、利用者のスマホで初めて解錠したときに、タッチ解錠の設定がアプリに表示されます。

アプリのタッチ解錠の使い方を表示

ハンズフリー解錠の場合、追加の設定が必要になることがあるので、こちらのページをご覧ください。

ハンズフリー解錠の設定を表示

利用者情報の登録・管理

この機能はビジネスタイプの管理者様向けの機能です。

鍵を発行した利用者に氏名や部門名を登録すると、発行した鍵のリストや解錠記録に表示して探しやすくなります。
2022年7月以前に利用開始された施設の場合、一度主管理者がログインすると、この機能が有効になります。

利用者の氏名を登録

初期設定では、アプリに登録されている名前が利用者名としてWEB管理画面に表示されます。
アプリ登録名が本名とは限らないので、利用人数が多いときは、鍵発行時に氏名を登録することをお勧めします。

利用者の部門・グループ名を登録

多数の利用者がいる施設の場合、利用者に部門名・グループ名を登録すると、各リストをグループごとに表示できるので操作がしやすくなります。
2022年7月以前よりご利用の施設では、「施設名」が「部門名」として仮設定されます。部門名などを編集して利用してください。

自社オフィスでの利用例

部門名グループ名
本社総務部
人事部
財務部
支店工事部
営業部

賃貸オフィスでの利用例

部門名グループ名
管理会社(オフィス管理会社の部署名など)
テナントA社(テナントA社の部署名など)
テナントB社(テナントB社の部署名など)

マンションでの利用例

部門名グループ名
入居者201号
202号・・
管理会社管理事務所
メンテナンス部
協力会社

部門リスト

部門を追加

  1. メニュー「 設定」>「部門リスト」を表示
  2. +部門を追加または部門名の右 ボタンで追加してください

グループを追加

  • +新しいグループを追加ボタンで、追加するグループ名を登録してください。
  • グループ名のボタンで、グループ名の変更や削除ができます。
  • グループの表示順は、表の行を入れ替えてからグループ表示順を保存ボタンで反映されます。名前順表示にするときは、グループを名前順に表示するをONにしてください。

鍵リストの部門表示設定

初期設定では、鍵リストの画面を開くと全部門のメンバーが表示されます。主管理者アカウントで下記設定をすると、特定の部門のみ初期表示されます。

  1. メニュー「 設定」>「施設の追加・設定」を表示
  2. 部門表示初期設定で部門名を選ぶと、鍵リストの初期表示として設定されます

メンバーリスト

メンバーリストの表示

  1. メニュー「 設定」>「メンバーリスト」を表示
  2. 鍵を発行した携帯番号がメンバーリストに表示されます
  3. 鍵発行時にグループ名や氏名を登録していると、この画面に表示されます

メンバーの追加

鍵発行時に、自動的にメンバーが追加されます。
鍵発行しないで、この画面で先にメンバーを登録することもできます。鍵リスト画面でメンバーを選んで、鍵発行してください。

メンバーの情報を編集

表左のチェックボックス、または右のボタンで、利用者の氏名や部門名を追加・編集してください。

メンバーの削除

メンバーに発行したすべての施設の鍵が削除されたら、メンバーリストから登録を解除できます。

副管理者に部門メンバーの管理を設定

すべての部門・メンバーへの鍵発行を許可

初期設定では、副管理者は全てのメンバーを表示・鍵発行などの操作が可能です。

特定の部門の鍵発行だけを許可

副管理者に部門を指定すると、WEB管理画面で他のメンバーの情報を非表示にできます。

賃貸オフィスでの利用例

  • 建物オーナーからテナントへ副管理者のアカウントを発行すると、テナント自身が自社従業員に鍵発行できます
  • 副管理者に部門を設定しておけば、他のテナントの社員の情報は共有されません

設定

メニュー「 設定」>「部門リスト」を表示

あらかじめ、副管理者用の部門を追加しておきます。(この画面ではテナントA社)

「 設定」>「副管理者の追加・設定」を表示
  1. 副管理者を選択 副管理者の追加方法を表示
  2. メンバー管理できる部門で、許可する部門を設定

この副管理者は、指定した部門メンバー情報のみ管理画面に表示できます。
設定後、テナントの管理者へ副管理者のアカウント(ID+パスワード)を連絡してください。

CSVでメンバーや部門を一括登録

CSVファイルを使って、鍵発行と利用者情報(携帯番号・氏名・部門・グループ)の登録を一括で操作できます。
また、鍵の発行をしないで、利用者情報の追加・変更もできます。

CSVで鍵発行・利用者情報を登録する方法

CSVで鍵発行

この機能はビジネスタイプの管理者様向けの機能です。

CSVファイルで携帯番号や利用者名を登録し、鍵を一括発行できます。
多数の利用者へ同時に鍵発行するときに便利な機能です。

操作方法特徴
利用者+発行する鍵をCSVで指定
使い方を表示
毎日使える鍵(条件指定無し)を発行する場合は、利用者と発行鍵をCSVファイルに指定できます。
利用者のみCSVで指定
使い方を表示
鍵の利用期間や時間帯などの条件を指定する場合は、鍵の条件をWEB画面で設定し、CSVファイルで利用者を指定できます。
編集ソフトごとの注意点
編集ソフト注意点
Microsoft ExcelCSVサンプル(Shift-JIS)を利用してください。
携帯番号の入力セルは、先頭の0が省略されないよう、書式を「数値」ではなく「文字列」としてください。
Google spleadsheetなどCSVサンプル(UTF-8)を利用してください。
携帯番号の入力セルは、先頭の0が省略されないよう、書式を「数値」ではなく「書式なしテキスト」としてください。
その他のテキストエディタ等CSVサンプル(UTF-8)を利用してください。

利用者+発行する鍵をCSVで指定

この発行方法でできること

  • 携帯番号+鍵発行するドアを指定したCSVファイルで、いつでも使える鍵を一括発行
  • 鍵発行と同時に、利用者の部門名や氏名をCSVファイルで登録
  • 鍵発行をしないで、利用者の部門名や氏名だけをCSVファイルでまとめて修正

この発行方法の場合、リモート機能はすべて「不許可」に設定されます。
リモート機能や鍵の利用期限などを設定する場合は、利用者のみCSVで指定する方法で鍵発行してください。

画面を表示

  1. メニュー「 鍵の発行」>「 携帯番号で鍵発行」を表示
  2. オプション機能をクリック
  3. CSVファイルで鍵発行を選択し、緑のボタンで次の画面へ

利用者リストを作成

サンプル・ファイルをダウンロードして、利用者のリストを作成してください。

  • CSVファイルの1行目をヘッダーとし、1行に1利用者を登録してください
  • 最大50人までの同時発行とし、それ以上の場合は複数回に分けて鍵発行してください
  • 氏名・部門名・グループ名などを省略して後から追加もできますが、人数が多いときはCSVでの追加が便利です
データの設定
ヘッダー(CSV1行目)内容説明データの書式
mobile利用者の携帯番号

必須

SMSが受信できるスマホの携帯番号を登録してください。
携帯番号は重複できません。
半角数字・記号
08011112222
070-1111-2222
+817012345678
11156567897
username氏名この管理画面に表示する利用者名を設定できます。
空欄の場合、利用者自身がアプリに登録した名前が表示されます。
30文字以内
division 部門名利用者が所属する部門名を登録。
1部門のみ操作を許可された副管理者は、部門名の変更はできません。
60文字以内
groupグループ名利用者が所属するグループ名を登録できます。60文字以内
ドア名ドア1の許可

必須

鍵の発行有無をドアごとに設定します。半角数字
1:解錠を許可
2:不許可(鍵を削除)
入力なし:現在の許可を変更しない
ドア名ドア2の許可(繰り返し)・・・鍵の発行有無をドアごとに設定します。半角数字
1:解錠を許可
2:不許可(鍵を削除)
入力なし:現在の許可を変更しない

氏名・部門名・グループ名が登録済みの利用者の場合、入力した値で上書き更新されます。入力を空欄にすると、登録済みの氏名などは変更されません。

CSVファイルを登録

作成したCSVファイルをアップロードし、内容に間違いないか確認後、鍵発行してください。

利用者のみCSVで指定

「リモート機能が使える鍵」や「利用期限のある鍵」などを設定する場合は、こちらの方法で鍵発行してください。

鍵の条件を設定

  1. メニュー「 鍵の発行」>「携帯番号で鍵発行」を表示
  2. ドアと鍵の条件を設定して、下の緑のボタンで次の画面へ

詳しい設定方法を表示

サンプル・ファイルをダウンロード

携帯番号をCSVで一括登録ボタンで、画面が表示されます。
ダウンロードしたファイルを使って、利用者のリストを作成してください。

利用者リストを作成

  • CSVファイルの1行目をヘッダーとし、1行に1利用者を登録してください
  • 最大50最大台までの同時発行とし、超える場合は複数回に分けて鍵発行してください
  • 氏名・部門名・グループ名などは省略して後日追加もできますが、人数が多いときはCSVでの追加が便利です
データの設定
ヘッダー(CSV1行目)内容説明データの書式
mobile利用者の携帯番号

必須

SMSが受信できるスマホの携帯番号を登録してください。
携帯番号は重複できません。
半角数字・記号
08011112222
070-1111-2222
+817012345678
11156567897
username氏名この管理画面に表示する利用者名を設定できます。
空欄の場合、利用者自身がアプリに登録した名前が表示されます。
30文字以内
division 部門名利用者が所属する部門名を登録。
1部門のみ操作を許可された副管理者は、部門名の変更はできません。
60文字以内
groupグループ名利用者が所属するグループ名を登録できます。60文字以内

CSVファイルを登録

作成したCSVファイルをアップロードし、内容に間違いないか確認後、鍵発行してください。

曜日ごとに時間帯を許可

この機能はビジネスタイプの管理者様向けの機能です。

利用者スマホが解錠できる時間帯を、曜日ごとに設定する機能です。

入退室記録ドアにこの機能は利用できません。

スマホアプリ対応バージョン

iPhone:バージョン2.16.7(2021年11月1日)
Android:バージョン3.24.16(2021年11月12日)

  • 曜日ごと時間指定鍵は、上記対応バージョン以降の場合にアプリで鍵を受信できます。
  • 未対応の場合は鍵受信に失敗するため、その際ご登録の管理者メールに通知が届きます。アプリの更新を依頼するか、従来機能の鍵で再発行してください。

鍵の発行方法

WEB管理画面の操作

  • 鍵発行・更新の際にドアを選び、「曜日と時間帯」を指定してください。
  • 「(オプション)曜日ごとに時間帯指定」をチェックすると、時間帯を選択する画面が表示されます。
  • 条件を指定後、次の画面で設定内容を確認して鍵発行してください。

スマホで鍵を使う

アプリの画面

  • アプリ「鍵の詳細」画面に、曜日ごとの利用条件が表示されます。
  • 曜日ごとにスマホを機器に登録するので、初めて使う曜日の場合は解錠に少し時間がかかります。

鍵発行時の上書き更新設定

2ヵ所以上のドアを管理されている方が対象です

鍵の追加発行・変更で、「発行する鍵のみ変更」または「発行する鍵を最終形にする」を選択できます。

更新方法を選ぶ

発行する鍵のみ変更 初期設定

追加で鍵発行、条件変更・削除する際に、指定した鍵のみを変更します。
指定しなかったドアの鍵は変更しません。

発行する鍵を最終形にする

指定したドアの鍵のみ使えるように鍵を発行します。
既に発行済の鍵で指定しなかったものは、削除されます。

設定方法

メニュー「 設定」>「 アカウント情報」

鍵発行時、選択した鍵のみ変更する

ON 初期設定:従来どおり、「発行する鍵のみ変更」します。
OFF 「発行する鍵を最終形」にします。

【テスト鍵】ハンズフリー解錠の設定

このページでは、工事期間中にハンズフリー解錠用の電波調整をする方法を説明します。
この機能の対応機種、ハンズフリー解錠の詳しい設定方法などはこちらのページをご覧ください。

アプリの設定画面を表示

テスト鍵の画面を表示

テスト鍵をアプリに読み取り後、アプリで一度解錠してください。
解錠してから1時間以内は、この電波強度設定ができます。

  1. アプリの鍵リスト画面で、設定するドアを選択
  2. 画面右上の「設定」ボタンをタップ

電波強度設定

初期設定では、Bluetooth電波は強めに設定されています。
ドアや壁の材質を参考に、電波強度を設定してください。

製品タイプ外壁やドアの材質電波強度の目安
BT内蔵型金属やコンクリート-4dB 〜+4dB
ガラス窓やボード壁-4dB 〜-12dB
BTリーダー型外壁種類の影響はありません-8dB〜-16dB

電波強度を直接指定

電波強度を設定後、「終了」>「保存して終了」してください。

単独設置型

最大値:+4dB
最小値:-40dBまたは電波OFF
OFFにしてもアプリのボタンを押せば解錠できます

BTリーダー設置型

最大値:-8dB
最小値:-20dB
※ 入退室ドアには設定できません

設定後、アプリで反応をテストして調整してください。

ドアの名前を仮登録

設置したドア数が多いときにアプリを使いやすくするため、工事期間中のドアの名前を設定できます。

画面中央のドアの名前を仮登録ボタンで設定してください。設定した名前は、他のテスト鍵利用者にも共有されます。

ハンズフリー解錠の設定

ハンズフリー解錠について

ドアに近づいたとき、スマホが機器のBluetooth に反応して自動で解錠する機能です。

マンションの共用部ドアや、セキュリティが1ドアのオフィスや住宅玄関などで使われています。

BTリーダー型

ドアの前に設置したBTリーダーに近づいたときに解錠します。

ハンズフリー解錠するドアが近くにある場合、誤作動の可能性があるのでタッチ解錠をご利用ください。

BT内蔵型

ドアの近くに設置した制御機器に近づいたときに解錠します。

BTリーダー型より反応の範囲が広くなるので、住宅やドアの近くに席があるオフィスでは室内からの解錠防止機能をONにしてください。

対応機種
  • iPhone6s iOS12以降(タッチ・ハンズフリー解錠はiOS13以降推奨)
  • Android OS8以降(タッチ・ハンズフリー解錠はOS10以降推奨)

Android端末は、Google Playからアプリをインストールできるものに限ります。タッチ・ハンズフリー解錠は、一部メーカー・機種のAndroid 端末でスマートフォンの省電力モードなどの追加設定が必要です。

タッチ・ハンズフリー解錠が使えるドア

ドアの鍵の動作配線方式タッチ解錠
注 1
ハンズフリー解錠
注 2
オートロック(自動施錠)全ての方式
施錠・解錠を繰り返しJEM-A出力(4線)または電気錠直接制御(6線)
接点出力(2線) 注 3
  1. タッチ解錠は、BTリーダー型のみ使用できます
  2. ハンズフリー解錠は、BTリーダー型で入退室記録機能を使用中のドアは設定できません
  3. 接点出力(2線)の場合、解錠中にハンズフリー解錠すると施錠することがあるので、使用をおすすめしません。設備の構成・配線方式がご不明な場合は、施工店または弊社サポートにお問い合わせください。

WEB管理画面の設定

メニュー「設定」>「ドアの追加・設定」> ドアを選択

タッチ・ハンズフリー解錠共通

1. ドアの位置情報

未設定の場合は、ドアの位置情報を登録してください。登録すると、スマホアプリでタッチ・ハンズフリー解錠をONにできます。

2. ハンズフリー(タッチ)解錠の使用

初期設定は許可になっています。不許可にすると、スマホアプリでタッチ・ハンズフリー解錠が使用禁止になります。

ハンズフリー解錠の追加設定

3. 室内からの解錠防止設定

BT内蔵型の機器場合、室内・室外のどちらから近づいても自動解錠します。室内側から解錠しないようにするには、室内からの解錠防止をONにして、下記のどちらかを設定してください。

WiFi接続中に自動解錠しない

ドアに近づいたときに無線LANに接続しているときは自動解錠を中止します。ただしドアに近づいて先に室内の無線LANに接続することもあるので、無線LAN接続後一定時間内は自動解錠します。

100m以上離れて自動解錠再開

一度自動解錠したら、そのドアから約100m以上はなれてから近づいたときに再度自動解錠します。部屋に無線LANがないときに設定してください。

WEB管理画面での設定は、利用者のスマホアプリの初期設定に反映されます。ただし、利用者自身でアプリの設定変更をすることはできます。

4. 許可時間の設定

ビジネスタイプのBT内蔵型製品で、ハンズフリー解錠の許可時間帯を設定できます。

機器からの電波の強さを調整

Bluetooth電波の強弱設定

ドアや壁の材質、機器の設置場所によって、ハンズフリー解錠が遠くから反応したり、反応しづらいことがあります。
アプリだけで調整できないときは、下記を参考に機器からの電波強度を設定してください。

  • この設定機能は、2020年2月以降の製品でご利用いただけます
  • BTリーダー形の場合は初期設定のままで使用できますが、実際の動作を確認したうえで必要に応じて電波調整してください

近づいても反応しないとき

アプリの「解錠するタイミング」を一番右側(遠くから)にしても反応しないときは、ベリキー機器の電波強度を強くしてください。

遠くから反応するとき

機器の電波が強い場合、はなれた位置から解錠して、タイミングが合わず解錠できないことがあります。そのときは電波強度を弱くしてください。

アプリの設定画面を表示

スマホアプリで電波強度を設定します。あらかじめアプリに鍵発行して、ドアを解錠できるスマホを用意してください。
Bluetooth通信するので、ベリキー機器の近くで操作してください。

ビジネスタイプおよびBTリーダー型ホームタイプ

  1. アプリ「設定」画面の「ビジネスタイプ設定」ボタン
  2. WEB管理画面のID/パスワードでログイン
  3. 「施設名」を選択 > 設定するドアを選択
  4. 機器の近くで「ハンズフリーの電波強度設定」ボタンを押してください

ホームタイプ(BT内蔵型)

オーナー登録したスマートフォンを使って設定してください。

  1. 鍵の詳細」画面の右上の「設定」ボタン
  2. 機器の近くで「ハンズフリーの電波強度設定」ボタンを押して下さい

機器からの電波の強さを設定

電波強度の自動設定

ドアの外側で約3m離れて、「電波設定を開始」してください。
電波計測後、電波強度が自動設定されます。
※ 2021年3月以前の製品は、次の電波強度を直接指定で設定してください。

自動設定で調整できないときは、ドアや壁の材質を参考に電波強度を直接設定してください。

製品タイプ外壁やドアの材質電波強度の目安
BT内蔵型金属やコンクリート-4dB 〜+4dB
ガラス窓やボード壁-4dB 〜-12dB
BTリーダー型外壁種類の影響はありません-8dB〜-16dB

電波強度を直接指定

電波強度を設定後、「終了」>「保存して終了」してください。

使い方

利用者スマホでハンズフリー解錠するをONにすると、スマホの設定がアプリに表示されます。

アプリのハンズフリー解錠の使い方を表示

BTリーダー型はタッチ解錠が初期設定されるので、ハンズフリー解錠を使用するときはアプリ内のハンズフリー解錠に切り替えボタンで設定してください。ハンズフリー解錠を初期設定にするときは、サポートにご連絡ください。

タッチ解錠

タッチ解錠について

スマホをBTリーダーにかざして解錠する機能です。

  • ドアの近くにBTリーダーが設置されているドアで利用できます
  • アプリの設定で、ハンズフリー解錠に切り替えられます(入退室記録ドアを除く)
BTリーダー

BTリーダー(Bluetoothリーダー)は色と形で3種類あります。形は違いますが使い方は同じです。

対応機種
  • iPhone6s iOS12以降(タッチ・ハンズフリー解錠はiOS13以降推奨)
  • Android OS8以降(タッチ・ハンズフリー解錠はOS10以降推奨)

Android端末は、Google Playからアプリをインストールできるものに限ります。タッチ・ハンズフリー解錠は、一部メーカー・機種のAndroid 端末でスマートフォンの省電力モードなどの追加設定が必要です。

最初の設定

初回はアプリのボタンで解錠

初めて鍵を使うときは、ドアの近くでアプリのボタンを押して解錠してください。
その後、スマホ画面に通知が出るので、iPhone/Androidの設定をしてください。


複数ドアの場合

1つのドアでタッチ解錠の設定が完了すれば、他のドアは最初からタッチ解錠できます。

初めて解錠するドアは、初期設定のため10秒くらい時間がかかります。

位置情報などを設定

初めて解錠したときに、位置情報の設定などがアプリ画面に表示されます。アプリの案内で位置情報を常に許可に設定してください。

設定が完了しなかったときや、タッチ解錠が反応しないときは次の設定を確認してください。

iPhoneの設定

位置情報を常にON

スマホにアプリからの通知が表示されたら、位置情報を使用中のみ許可にしてください。
その後、iPhoneの設定で位置情報を常に許可にしてください。


iPhone設定を確認

アプリからの案内中に設定が完了しなかったときや、タッチ解錠が反応しないときはiPhoneの設定を確認してください。

iPhoneの設定アプリ ▶ ベリキーを選択

  • 位置情報:常に許可
  • Bluetooth:ON
  • Appのバックグラウンド更新:ON
スマホからの通知

iPhoneの場合、画面のような通知がでることがあります。
タッチ解錠利用時は、位置情報を常に許可してください。

Androidの設定

位置情報を常にON

スマホにアプリからの通知が表示されたら、位置情報を使用時のみ許可してください。
その後、Androidの設定で位置情報を常に許可してください。


Androidの設定を確認

アプリからの案内中に設定が完了しなかったときや、タッチ解錠が反応しないときはAndroidの設定を確認してください。

Androidの設定アプリ ▶ アプリと通知を選択 ▶ ベリキーを選択

  • 権限 ▶ 位置情報:常に許可
  • 詳細設定 ▶ 電池 ▶ 電池の最適化:最適化しないアプリ

タッチ解錠の使い方

画面を点灯

iPhoneやAndroidの画面を点灯させて、スマホをかざしてください。

  • ロック解除は不要です
  • iPhoneX以降や、Google Pixelなどは、スマホを縦にすると画面が点灯します
  • その他のスマホは、画面をタップしたり、スマホのボタンを押して画面を点灯させてください

スマホのロック画面が2種類ある一部のXperia®などでは、ボタンを押して画面を点灯させてください。

BTリーダーにかざす

スマホをかざすと、スマホから通知音が鳴って解錠をはじめます。解錠するとBTリーダーのLEDが点滅します。

  • 通知音が鳴らないときは、iPhone/Androidの設定でアプリからの通知を許可してください
  • 通知音がした後は、スマホをBTリーダーからはなしても解錠します。
  • 連続して解錠するので、BTリーダーの近くにスマホを置き続けないでください

タッチ解錠の調整

近づけても反応しないとき

アプリを開いて、アプリのタッチ解錠のONを確認してください。

  1. アプリの下タブ真ん中のボタンで鍵の詳細を表示
  2. 「タッチ解錠する」をON

iPhone / Androidの設定を確認してください。


iPhone/Android共通

BTリーダーの近くにスマホを置き続けると、解錠がとまることがあります。

そのときは、スマホをBTリーダーから30〜60秒程度、ドアから3m以上はなしてください。

iPhoneの場合は使えるようになると画面に通知がでます。その後に近づいたときに自動解錠します。


Android端末

もしタッチ解錠が反応しないようになったら、一度アプリを開くと再開します。
アプリを開いても再開しないときは、「鍵の詳細」画面の更新ボタンを押してください。

メーカー・機種によっては、Android端末の個別設定が必要なものがあります。上記を試しても反応しないときは、こちらのページを参考に設定してください。

タッチ解錠が反応しないとき

かざしたときの反応が遅いとき

iPhone/Android共通
  • 一度タッチ解錠してから、次のタッチ解錠まで約20秒以上の間隔をあけてください
  • 画面を点灯させないと、かざしてから反応するまで10秒位かかることがあります。
  • スマホの再起動直後やアプリのアップデート後は、約1分程度タッチ解錠が使えません。
  • OSアップデート後は、一度アプリを開くとタッチ解錠が再開します。

遠くから反応するとき Androidのみ

Androidの機種によっては、数メートル離れた位置から反応することがあります。
そのときは、アプリの設定で反応のしやすさを調整してください。

アプリの設定画面
  1. 下タブの鍵リストで、ドアを選択
  2. 解錠するタイミングを「近づいてから」側にする(目安は-80〜-85dB)

ハンズフリー解錠に切り替え

「ハンズフリー解錠に切り替え」ボタンで、タッチ解錠をハンズフリー解錠に切り替えることができます。

  • BTリーダーに近づいたときに解錠します
  • 複数のドアにベリキーを設置したときは、誤反応の防止のため、タッチ解錠を利用してください
  • 同じドアで、タッチ解錠とハンズフリー解錠の同時使用はできません
  • 入退室管理ドアの場合は、ハンズフリー解錠を使用できません

ハンズフリー解錠の使い方を表示する